「神よ、あなたの道は聖所にある」詩篇77:13 (欽定訳)
ー救いの「道-方法」は聖所に啓示されているー
この古代イスラエルの聖所とイエス・キリストの働きにはいったいどんな関係があるのでしょう?
ユダヤ制度の「型や象徴の全体系は、福音がぎっしり詰まった預言である」(患難から栄光へ上巻6頁)とあります。
イエス・キリストは、天からこの地上に下ってこられ、十字架で人類のために死なれました。そして三日目に復活されて、天の聖所に行かれました。
「御子は神の栄光の輝きであり、神の本質の真の姿であって、その力ある言葉をもって万物を保っておられる。
そして罪のきよめのわざをなし終えてから、いと高き所にいます大能者の右に、座につかれたのである。」ヘブル1 : 3
大能者の右の座というのはどこのことですか?
「以上述べたことの要点は、このような大祭司がわたしたちのためにおられ、天にあって大能者の御座の右に座し、人間によらず主によって設けられた真の幕屋なる聖所で仕えておられる、ということである。」ヘブル8 : 1, 2
「神は唯一であり、神と人との間の仲保者もただひとりであって、それは人なるキリスト・イエスである」1テモテ2:5。
上記の聖句から見ると、今、キリストは天の聖所の奥殿=至聖所で大祭司として調査審判、最後のあがないの働きをしておられることがわかります。そしてその働きが終わると、この地上に再臨なさいます。
イエス・キリストによるあがない、救いの働きについて、詳しくは、下記の記事や本をぜひお読みください。
贖罪のステップ
大祭司イエス・キリスト