今から後、主にある死は幸い
2017年4月29日 Tag: 金城 重博
Tag: クリスチャン生活
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*霊感の言葉*
ミニストリー・オブ・ヒーリング28、209
「健康の回復のために、神がその力をもって明らかにお働きになる場合もあるが、全部の病人がいやされるとはかぎらない。イエスを信じて眠りにつく者も多い。パトモス島でヨハネは「『今から後、主にあって死ぬ死人はさいわいである。』みたまも言う、『しかり、彼らはその労苦を解かれて休み、そのわざは彼らについていく』」と書くように命じられた(黙示録 14:13)。このことからわたしたちは、病気が回復しなかったとしても、その人は信仰がなかったと判断してはならないことが解る。……
すべての人が、こうした原則を理解できるわけではない。神のいやしの恵みを求める人の多くは、直ちに祈りがこたえられないと自分の信仰に欠陥があるように思う。したがって病気のために弱った人には、賢明な助言をもって、彼らがよく分別して行動できるように勤めなければならない。病人よりも長く生きのびられるその友人たちに対する義務を無視したり、健康回復のために自然の療法を利用するのを怠ってはならない。
ここにまたよく陥る危険がある。ある者は、祈りが答えられていやされることを信じ、信仰の不足を示すようなことをしてはならないと思って、何もしない。しかし、死ぬと思われたならば、その前にきちんとしておきたいと思ういろいろなことを怠ってはならない。臨終に際し、愛する者に語りたいと思っていた励ましの言葉を与えるのを、恐れてはならない」。
国と指導者上230
「エリシャには火の車に乗って、彼の師に従うことは許されなかった。主は彼が長い病の床に伏すことをお許しになった。長時間にわたる人間的弱さと苦しみの中で、彼の信仰はしっかりと神の約束を把握し、彼の回りに慰めと平和をもたらす天使たちを常に眺めた。ドタンの高原において、陣をしく天の軍勢と、イスラエルの火の戦車とその騎兵たちを見たのと同じように、彼は今、思いやり深い天使たちの存在を感じて支えられたのである。彼はその一生を通じて強い信仰を働かせた。そして、神の摂理と神の慈悲深い寛容とが十分に理解されるにつれて、その信仰は神に対する永続的信頼となっていった。そして、死が迫ってきたとき、彼にはその働きを休む用意ができていたのである。
『主の聖徒の死はそのみ前において尊い』(詩篇 116:15)。『義者はその死ぬる時にも望あり』(箴言 14:32・文語訳)。エリシャは、詩篇記者とともに、確信をもって、『しかし神はわたしを受けられるゆえ、わたしの魂を陰府の力からあがなわれる』と言うことができた(詩篇49:15)。彼は喜びをもって、『わたしは知る、わたしをあがなう者は生きておられる、後の日に彼は必ず地の上に立たれる』(ヨブ19:25)。『しかしわたしは義にあって、み顔を見、目ざめる時、みかたちを見て、満ち足りるでしょう』とあかしすることができた(詩篇17:15)」。
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