その精神の陰に隠れたもの
2019年2月16日 Tag: 蒲島 敬
Tag: 義認-聖化-完全
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*霊感の言葉*
人類のあけぼの下46
「神が、偶像であると言明されたむさぼりの罪によって、彼は日和見主義者となってしまった。この1つの 過失によって、サタンは、彼を完全に支配するようになった。彼を破滅に陥れたのは、このむさぼりであった。誘惑者は、人々を神に仕えさせないようにしようとして、常にこの世の利得と名誉を提供する。あまり良心的すぎては繁栄しないとサタンは人々に言う。こうして、多くの者は、厳格な誠実の道から離れるように誘われるのである。悪の1歩は、次の1歩をたやすくする。彼らは、ますます僣越になる。彼らはひとたび貪欲と権力欲に支配されると、どんなに恐ろしいことでも、あえてするようになる。多くの者は、自分はこの世の利得のために一時的に厳格な誠実の道を離れてもかまわないと思い、そして、目的が達せられたならば、いつでもそれをやめられると考えている。そのような人はサタンのわなに陥り、それから逃げることができないのである。」
人類のあけぼの下47
「バラムは2度試みられた。彼は、使者の懇請に答えて、自分が非常に良心的で誠実であって、金銀がどんなに積まれても、神のみ旨に逆らって出かけることはできないことを強調した。しかし、彼は、王の求めに応じたいと願っていた。 神のみ旨が、すでにはっきりと知らされていたにもかかわらず、彼は、使者たちに、しばらくとどまるように勧め、もう1度神に尋ねてみようと言った。彼は永遠の神を、あたかも人間のように説得できると思った。・・・ バラムは、神のみ旨を行うことを求めず、かえって自分の道を選び、主の承認を得ようとつとめたのである。」
人類のあけぼの下47〜48
「今日も、同様のことをするものが数多くいる。彼らは、自分たちの傾向と一致しているならば、どんな義務も困難なく理解する。それは、聖書が明らかにし、環境と理性も共にそれをはっきり示しているのである。しかしこうした証拠が彼らの欲望と傾向に反するものであるため、彼らは、しばしば、それをないがしろにして、神のみ前に出て、自分の義務を知ろうとする。彼らは、一見、非常に良心的にふるまい、光を求めて長い祈りを捧げる。しかし、神を軽んじることはできない。神は、そのような人々が、欲望のままに行なって、その結果、苦しむことをお許しになることがよくある。『しかしわが民はわたしの声に聞き従わず・・・それゆえ、わたしは彼らをそのかたくなな心にまかせ、その思いのままに行くにまかせた』(詩篇 81:11、12)。」
人類のあけぼの下47〜48
「義務をはっきり示されたとき、それを実行しなくてもよいという許しを受けるために、神に祈ろうなどと思ってはならない。かえって謙虚なへりくだった心をもって、その要求を履行するために、神の力と知恵を求めるべきである。」
各時代の希望下巻 155〜156
「助け主は『真理のみ霊』と呼ばれている。助け主の働きは真理を明らかにし、これを守ることである。助け主はまず真理のみたまとして心に住み、こうして助け主となられる。真理には慰めと平安があるが、虚偽には真の平安も慰めもない。サタンが人の心を支配する力を手に入れるのは偽りの説や言い伝えを通してである。サタンは人々を偽りの標準へ向けることによって、まちがった品性を形成する。聖霊は、聖書を通して心に語り、真理を心に印象づける。こうしてみたまは誤りをばくろし、それを魂から追い出される。キリストが選民をご自身に心服させられるのは、真理のみたまが神のみことばを通して働くことによってである。」
人類のあけぼの下64
「心の中にキリスト教徒にふさわしくない性質をとどめておくことは危険である。心に秘められた1つの罪は、徐々に性質を堕落させ、その高尚な能力をすべて悪い欲望に屈服させる。良心から1つの保護物を取り除くこと、1つの悪い習慣にふけること、義務の重要な要求を1度怠ることなどは魂の防壁を破り、サタンがつけ入って、われわれを誤らせる道を開くのである。唯一の安全な道は、ダビデのように、次の祈りを、毎日、まごころから捧げることである。『わたしの歩みは あなたの道に堅く立ち、わたしの足はすべることがなかったのです』」(詩篇 17:5)。」
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